のびた系男子の日記

ADHD(グレー)のなのでその対策の備忘録として

一生懸命適応しようとすればするほど苦しい、発達障害持ちの人生

 

f:id:yskm0331:20171213220603p:plain

初めまして、目つき悪いマンと言います。会社を新卒ながら早くもやめようとしており、人生のピンチを性懲りもなく迎えている最中です。

 

色々とどうしようもない新入社員にすぎなかったですが、一応は社会人になったので、ゲンでも担ぐつもりで自分の思ったことを書いてみようか思います。月並みな文章ですが書かせていただきます。

 

1.漫然とした不適応感

 小中高大と学生生活を違和感をそこそこに感じつつも、必要最低限の適応は出来、公務員試験を受験。しかしあえなく、面接で落ちてしまい私は銀行員として就職をしました。「自分はグウタラだけど、まぁ社会人になったしキチンと頑張れば成長できるだろう...」という考えを持ちながら、学生生活の中で違和感をごまかし社会人生活は始まりました。
 しかし、まあ案の定というか上手く行くはずもなく。事務処理を間違えまくるわ、電話口にて名前や電話番号を聞き間違るわ、重要書類をなくしかけるわで程度も著しくダメ社員として生きていました。当然周りからは怒られ改善を促され努力も求められますが、当たり前のこと残る気力を振り絞って努力をしても、障害をカバ-出来ず「もうどうにもならないのでは」という後ろぐらい気持ちは消えずにごまかせないものになっていきました...「周りの同期はどんどん上達するのに自分はさっぱり」という状況に耐えかねて発達障害の診断を受け、もうどうにもついていけないことを悟り、退職しようと考え、いまに至りました。
 
2.自分を正しく知ること
 
 自分は加藤諦三さんの本を好んで読んでいます。その中で加藤先生は自分が自分であることの大切さや自分の価値観を大切にしよう!他人(世の中全体)の価値観を内面化して自分の持つ価値観と混同させないようにしよう!という事を書いていました。この発想を忠実に辿ることが、発達障害を持つ人々心穏やかに暮らすための一つの方法なのではないかと考えるようになりました。どういうことかというと...
・自分が得意なものは何か?認められたいがために、あえて別の分野で人と競っていないか?
・自分が何を信じていて、何を信じていないか
・自分が何が本当は好きで何が嫌いなのか
等を本音で考えて、自分の考えた本音をキチンと尊重しよう、という事です。
いまの社会ではこういう発想をしづらいとは思うのですが、やはり憧れます。
一方、人から認められたい、見返したい...という意志のほうが強くて、なんだか息が詰まる辛い努力に私たちは走りがちなようです。発達障害を克服するための努力も私にとっては辛い認められるための努力でした。「負けないように、馬鹿にされないように」を意識しながら発達障害をカバーするのは大きな負担でした..
今度の転職では、心の安定をもって働けるようになれればな...と思います。
難しいかと思いますが、それを目指してぼちぼち頑張ろうと思います。